ネイリストと歩合制

お仕事をするにあたって重要なのは、どれだけ給料をもらえるのかという点です。
労働は対価が払われてこそ責任と品質が保証される可能性が高まります。
ネイリスト求人をもとにネイリストとして働き始めたいと考えている人は、
給与の条件に歩合制という文字を見つけられることでしょう。
今回は、ネイリストという仕事における歩合制について詳しく見ていきましょう。

ネイリストの働き方としては、一カ月給料があらかじめ決まっている固定給で雇われることもあります。
固定給のメリットはお店の売り上げが多少下がったとしても給料が保証される点です。
病気や突然のケガなどで仕事を休んでしまった場合も、固定給であればある程度の給料を手にすることが出来ます。
一方の歩合制は働いた分だけ、すなわちお客に施術をした分だけが給料として支払われるというものです。
固定給と何が違うのかというと、頑張った分だけ目に見える成果としてお金が振り込まれるという点にあります。
固定給では一日に十人施術しようと、その半分の人数しかお客にネイルを施さなくても基本的に給料は変わりません。
一方で歩合制は捌いたお客の人数、もしくは単価によって自分の働きぶりが評価され、給料にも直結するという方式です。

歩合制の中にも種類があります。
基本となる給料は固定給よりも低めに設定しておきながら、
歩合制の部分でもある程度評価するというのが一部歩合制です。
ある程度の基本給が保証されているのは、生活の安定を求める人には嬉しいポイントといえます。
一方で、完全歩合制は皆さんの仕事の業績が全てです。
一人もお客と相対すことが無ければ給料もゼロですし、
反対に同じネイルサロンで働く誰よりも仕事をすれば給料の額でトップに立つことも出来ます。
歩合制といっても何を持って評価の対象とするかはお店ごとに分かれています。
ネイルチップやコース料金など、実際にお客が支払った額によって仕事ぶりが決まることもありますし、
お客から指名された数が多いほど高評価をもらえるネイルサロンもあります。

さらには、お店で販売しているネイル用品をどれだけお客に買ってもらえたかが
歩合制の対象となるネイルサロンも存在するのです。
歩合制はやりがいを感じるという人も多い一方で、同じお店で働くネイリストと
競争するのを嫌う人にはあまり向いていないかもしれません。
固定給か歩合制か、歩合制の中でもどのタイプの歩合制が自分に合っているのか。
ネイリスト求人で働くネイルサロンを探す前に、給料の支払い方法についてきちんと考えを巡らせておきましょう。

ネイリストを目指すにあたって

ネイリスト求人を手に取っている皆さんは、ネイリストに関して少なからず憧れを抱いていることでしょう。
ネイリストはお客の爪を煌びやかに飾るスペシャリストです。
爪という非常に小さな部位にカラーやストーンを施すことで、一連の芸術作品にまで昇華させます。
しかし、ネイリストを目指すにあたってはネイルの技術以外にも必要なことがあるのです。
今回は、ネイリストになりたい方が知っておくと役立つ、ネイリストの隠れた素養について詳しく見ていきましょう。

ネイルサロンで働くネイリストの場合、一人でも多くのお客を捌くことがお店の売り上げに直結します。
そのため、ネイリストはときに複数のお客を相手にしながらネイルを施すこともあるのです。
どちらのお客にも気を配りながら、ネイルの出来栄えをチェックしつつ
作業工程を頭の中で組み立てるのは難しい作業といえます。
複数の作業をこなすスキルは簡単に身に着くものではありませんが、
忙しいネイルサロンで働くのであれば必要な技術でもあるのです。
そのため、普段から一つの作業に没頭するだけでなくマルチタスクな対応が
出来るように訓練しておくとネイリストとして働き始めたときに役立つことでしょう。

ネイリストは優雅なひと時を演出する役割を担っていますが、ネイリスト本人は体力勝負であるといえます。
お客の予約がある限り休憩を取るのも難しいというお店もありますし、
お客から指名されている場合は休憩中でもお店に呼び戻されるケースが少なくありません。
そんなときでも笑顔でお客と対面し、笑顔で接客する体力と精神力が求められるのです。

ネイリストは探求心の塊である人が多いといえます。
常に新しいネイルアートを探して様々な情報を収集し、自分のネイル技術を高めていくのです。
大手のネイルサロンであれば所属しているネイリストに対して一定の水準を求め、
研修を開いてくれることもあるでしょう。
しかし、それでもネイリストは一人の独立したアーティストであるという事実に変わりはなく、
ネイリストそれぞれが独自のデザインを持ったジェルネイルやスカルプチュアを日々考えているのです。

これをお客に勧めたりすることで、他のネイリストと差別化を図ります。
するとオリジナルのネイルアートを目当てにお客が集まり、看板ネイリストとしてお店に
不可欠な存在となることが出来ます。
ネイリストはお金を得るために淡々と作業をするだけの人が務めるのは難しい職業です。
自分の技術を磨き続けたいという向上心は、将来に亘ってネイリストとして活躍していくうえで欠かせない素養といえるでしょう。